自転車の停め方

How to park your bike

自転車盗難を防止するために、自転車を停めるときに気をつけたいことについてまとめました。

自転車の停め方

アースロックが基本

自転車と構造物を繋ぐ、アースロックが基本の停め方となります。そのため自転車を繋ぐのに適した構造物の近辺に自転車を停めます。ガードレールや標識・電柱など、道路上にある構造物に自転車を括り付けることは道路を占有する行為となり厳密には道路交通法に反する行為であるようです。基本的には自転車を停めることが許されている駐輪場の自転車スタンドや間仕切りのフレームなどへ固定します。

自宅では目に付き難く

自宅の外から見える場所に高級自転車を停めておくと、盗難の対象として目を付けられることがあります。自宅ガレージ内などでも必ずアースロックをしてできれば自転車カバーを掛けておくなど、外部から自転車が見えないようにするのが良いでしょう。また敷地内に入る際の心理的な障壁になりますので、入り口の柵は必ず閉めておきましょう。

通勤先では同じところに停めない

自転車通勤をされている方で、自転車を道路上や外から見える場所に停めている場合は、毎日同じ場所に停めないように気をつけましょう。犯人に狙われやすくなり、また行動パターンが読まれることで盗難されやすくなるためです。東京の都心部ではいくつか有料の管理駐輪場が見つかります。月極めの金額は他の駐輪場と比べると高いですが、自分専用のスペースを借りることができ、入出場にパスが必要などほぼ盗難が不可能なつくりになっています。都心に通う方のために、シャワーやロッカールーム設備があるところもあります。

駐輪場で油断しない

駐輪場からの盗難は頻繁に起こっています(犯人は自転車の集まるところを物色しているので当たり前のことではありますが)。駐輪場には防犯カメラが設置されているところなどがあり、一見防犯意識が高いように思われますが、防犯カメラの映像があっても同じ場所で同じような犯行が繰り返されない限り犯人を特定するデータにはなり難く大きな抑止効果は期待できません。固定スタンドの無い駐輪場では、スタンドの無いロードバイクなどが車体を立て掛けてられる箇所は限られてきます、だからといってアースロックができない箇所に自転車を停めるのは止めましょう。

旅先での駐輪は気をつけて

自転車旅行の最中に自転車を盗られてしまうこともあります。特に温泉やサウナなどの駐輪場、ビジネスホテルの駐輪場などの長時間駐輪が考えられる状況でよく盗難被害が発生しています。都心ではないからと油断してはいけません。自転車旅行のコース上で利用される施設は、高級自転車が集まりやすい場所として窃盗犯に狙われていると考えてください。